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Last Action Rule

 H1B保持者など、非移民ビザ保持者の滞在資格に関するルールです。このルールのもとでは、最後に移民局が発行した滞在資格が有効になります。例えば、H1B保持者が、滞在資格(I-94)の更新を申請し、その申請の審査中に出入国した場合、出国の際には一旦I-94を返却しますが、再入国の際に、新たなI-94が発行されます(有効なビザスタンプがあることが前提)。ただし、そのI-94の有効期限は、更新でリクエストする前のもとのI-94の期間(更新分は含まれない)までしか有効になりません(ビザスタンプの有効期限と同じ)。その再入国後に、出国前に提出していたI-94の更新申請の審査が完了し、新しいI-94が発行された場合、その新しいI-94は申請した期間まで有効になります。従って、期間が異なる2つのI-94を持つことになりますが、最後に発行された方が有効になります。上記の例では、期間が長い方が有効になります。逆に、出国中にI-94更新審査が完了し、その後再入国した場合、I-94の更新は完了したにも関わらず、最後に発行されたI-94(再入国の際に発行された「短い」方)が有効になります。従ってその場合は、再度I-94の更新が必要になります。ただしこのルールは雇用主変更申請や滞在資格変更には適用されませんので、原則、更新申請の場合のみです。雇用主変更や滞在資格変更申請の途中で出国をした場合は、申請が取り下げになる場合があります。
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