取得条件
*過去に犯罪歴・逮捕歴がある方は、ご依頼前に必ず当事務所にご相談ください。
*日本は二重国籍を認めていないため、帰化により自主的に米国市民権を取得すると日本の国籍を失う恐れがあります。日本の専門家にもご相談の上、慎重にご検討ください。
申請は、永住権を取得してから、5年もしくは3年の期間が満了する日の90日前から可能です。
5年以上永住権を保持されている方
18歳以上であること
米国永住権保持者であること
永住権を取得してから5年以上が経過していること
申請直前の過去5年間のうち、合計して30ヶ月以上実際に米国に居住をしていること
申請直前の過去5年間と申請後から市民権取得時(宣誓式終了時)までの期間、継続して6ヶ月以上米国を離れていないこと
申請直前の3ヶ月間、申請先の州、又は地区に住所があること
市民権申請から取得までの間、米国内に住所があること
善良な居住者であること
基本的な英語の読み書き、会話、理解の能力があること(面接時に英語能力がテストされます。)
米国の歴史と政府につき正しい知識を持っていること(面接時にCivic Testが実施されます。)
米国の永住権を申請してからTax ReturnをResident(米国居住者)としてファイルしていること
男性申請者で、18歳から26歳の間に米国永住権(又はLawful Nonimmigrant以外のなんらかのステータス)を保持されていた、又は現在18歳~26歳で保持されている方は、18歳から26歳までの間に米国の義務兵役に登録をしていた、又は今現在登録をしていること
3年以上、5年未満永住権を保持されている方
米国永住権保持者であること
永住権を取得してから3年以上が経過していること
今現在及び申請直前の過去3年間、同一の米国市民配偶者と婚姻関係にあり、居住を共にしていること
申請直前の過去3年のうち、合計して18ヶ月以上実際に米国に居住をしていること
申請直前の過去5年間と申請後から市民権取得時(宣誓式終了時)までの期間、継続して6ヶ月以上米国を離れていないこと
申請直前の3ヶ月間、申請先の州、又は地区に住所があること
市民権申請から取得までの間、米国内に住所があること
善良な居住者であること
基本的な英語の読み書き、会話、理解の能力があること(面接時に英語能力がテストされます。)
米国の歴史と政府につき正しい知識を持っていること(面接時にCivic Testが実施されます。)
米国の永住権を申請してからTax ReturnをResident(米国居住者)としてファイルしていること
男性申請者で、18歳から26歳の間に米国永住権(又はLawful Nonimmigrant以外のなんらかのステータス)を保持されていた、又は現在18歳~26歳で保持されている方は、18歳から26歳までの間に米国の義務兵役に登録をしていた、又は今現在登録をしていること
手続きの概要
必要書類を移民局へ提出し、指紋採取に出向いていただきます。その後、テスト・面接の案内が送られてきますので、テスト・面接に出席をしていただき、問題がなければ宣誓式が行われます。テスト・面接当日に行われる場合と、後日予約通知が届き、移民局指定の会場にて行われる場合がございます。
宣誓式が完了すると、市民権取得となります。宣誓式以降は米国市民となるため、海外渡航には米国パスポートが必要となります。パスポート取得には数週間かかりますので、宣誓式後はお早目にお手続きを行うことをお勧めいたします。
弁護士料
2,000ドル(※)
(※)急ぎでの申請をご希望の場合、犯罪歴がある場合、その他の特別な事情がある場合は追加弁護資料がかかりますので、事前にご相談ください。
申請書提出後、移民局から追加資料の請求 (RFE) が送られてくる場合があります。簡単なものであれば無料で対応いたしますが、難易度によっては750~1,500ドルの追加弁護士料がかかります。当方ではなるべくRFEが送られてこないように対応をしておりますが、移民局の審査官の裁量によって全く同じケースでもRFEが送られてくる場合と送られてこない場合があり、RFEを完全に防ぐことは出来ませんのでご了承ください。
申請料
移民局への申請料:760ドル(郵送申請)、710ドル(オンライン申請)
諸経費
FedEx、コピー代、翻訳等の実費
【必要書類】
ワークシート(お手続きの際に専用ポータルよりご案内いたします)
パスポートのコピー
グリーンカードのコピー(両面)
運転免許証、或いは州の身分証明書のコピー
ソーシャルセキュリティーカードのコピー
以下書類は該当する方のみお送りください。
現在のお名前とグリーンカードに記載されているお名前が異なる方:名前を変更したことの証拠 (例) 婚姻証明書(Marriage Certificate)、離婚証明書
結婚、離婚、死別歴のある方 (移民局での面接の際にはCertified Copyが必要となりますので事前にご用意下さい。)
婚姻証明書
離婚証明書
前妻、前夫の死亡証明書
お子様がいらっしゃる方:出生証明書
永住権を取得されてから6ヶ月以上1年未満継続して米国を離れていた方:米国に永住をする意思が継続していた、また今現在継続していることの証拠
(例)
過去5年分のTax Transcript 又はIRS Certified Copy (3年以上5年未満永住権を保持されている方は過去3年分)
米国を離れている間米国に住所があった、また今現在あることの証明 (アパートの賃貸支払い、家のローン支払い等の証拠)
米国を離れている間米国の会社よりお給料が払われていた、また今現在払われていることの証拠 (給与明細、銀行入金記録等)
3年以上、5年未満永住権を保持されている方:
婚姻証明書 (Marriage Certificate)
配偶者が米国市民であることの証明 (以下の書類のうち該当するもの)
配偶者の出生証明 (出生から現在まで継続して米国市民権を保持されている方)
配偶者のCertificate of Naturalization
配偶者のCertificate of Citizenship
配偶者の米国パスポート (表紙の裏、及び署名のページ)
配偶者のFS-240
過去3年間配偶者と居住を共にしていること・婚姻関係の証明 (以下のうちいずれか)
過去1年分のFederal Income Tax Return (過去3年分のIRS Tax Transcript、又はIRS Certified Copyで代用可能)
Bank Statement (過去3ヶ月分)
賃貸契約書
担保/抵当証明書
子供の出生証明
配偶者に離婚歴、死別歴がある場合 (移民局での面接の際にはCertified Copyが必要となりますので事前にご用意下さい。)
配偶者の離婚証明書
配偶者の前妻、前夫の死亡証明書
以下の方は別途必要書類がございます。状況により必要書類が異なりますので、事前にお知らせください。
逮捕歴のある方
税金を滞納されている方
米国永住者になってからTax Returnの提出/税金の申告義務を1度でも怠った方
男性申請者で、18歳から26歳の間に米国永住権(又はLawful Nonimmigrant以外のなんらかのステータス)を保持されていた、又は現在18歳~26歳で保持されている方で、米国の兵役登録義務を怠った方
同居をされていない配偶者、又は子供がいる方
US Militaryに所属をしていた、又は今現在所属をしている方
1. 書類作成&提出
ご提供頂いた資料をもとに、申請書のドラフトを作成いたします。
必要書類の揃い状況にもよりますが、1ヶ月半程でドラフトが完成します。
ドラフトの内容をご確認頂き、内容に問題がなければ、こちらで最終版を作成致します。
最終版にサインをして頂き、必要書類が全て揃い次第、移民局に提出致します。
2. 受理書発行
移民局が申請書類を受理した時点で、受理書(Receipt Notice)を発行し、1、2週間で当事務所に送付されます。受理書には、受理日、受理番号、氏名などの情報が記載されています。受理番号入手後、移民局のウェブサイトにて申請状況の確認が可能になります。また、自分のメールアドレスを登録しておけば、進展があった際にメールにて通知が届きます。
3. 指紋採取
申請書提出から1ヶ月程で移民局から指紋採取の予約通知が届きます。
予約通知に記載されています出頭日、時間、場所に従って出頭して頂きます。
予約日時の変更をご希望の方は事前に当事務所までご連絡ください。
*指紋採取が終わりましたら、次のステップのテストに向け準備を開始して下さい。テスト問題は移民局のウェブサイトより入手して頂く事が可能です。
4. 面接・テスト
申請書提出から約3ヶ月程で移民局から面接・テストの予約通知が届きます。
予約通知に記載されています日時、場所に従って出頭して頂きます。
予約日時の変更をご希望の方は事前に当事務所までご連絡ください。
5. 宣誓式
全ての審査に通れば移民局から宣誓式の予約通知が届きます。(ケースバイケースで面接・テストの直後に、面接会場で実施されることもございます。面接・テストから宣誓式までにかかる時間は、会場の混み具合により異なります。)
予約通知に記載されています日時、場所に従って出頭して頂きます。
予約日時の変更をご希望の方は事前に当事務所までご連絡ください。
6.Naturalization Certificate(帰化証明書)の発行
無事に宣誓式が終わりますと、Naturalization Certificateが発行されます。宣誓式以降は米国市民のステータスとなります。海外渡航の際は米国パスポートが必要になりますので、速やかにパスポート申請手続きを行うことをお勧めいたします。