Eビザ資格の変更による移民局への通知

Eビザ企業のグループ内の合併などで、複数の駐在員が別会社に同時に異動になる場合、個別の雇用主変更申請をせず、一つの申請に駐在員全員を含めて、異動の通知を行い、事前、または、事後の承認 (Advisory Opinion) をもらうことができます。この手続きによって承認がもらえると、ビザの書き換えなどの手続きが不要になります。

条件

申請のタイミング

通常、組織編制の事前に申請をして、編成前に承認を得るのが理想ですが、事後 (異動後) でも可能です。申請中に取得する場合は、日本でビザの書き換え手続きが必要になります。

企業組織編成のその他のオプション

【料金・必要書類】

弁護士料

急ぎでの申請をご希望の場合は追加弁護士料がかかりますので、事前にご相談下さい。

〔追加弁護士料について〕

申請書提出後、移民局から追加資料の請求 (RFE) が送られてくる場合があります。簡単なものであれば、無料で対応致しますが、場合によっては750~1,500ドルの追加弁護士料がかかります。当方ではなるべくRFEが送られてこないように対応をしておりますが、移民局の審査官の裁量によって全く同じケースでもRFEが送られてくる場合と送られてこない場合があり、RFEを完全に防ぐことは出来ませんのでご了承下さい。

申請料

諸経費

【必要書類】

* 資料は全てコピーでご用意ください。以前にご依頼を頂いた場合で、既にご提供頂いています書類につきましては、再度ご提供頂く必要はございません。

日本の親会社の資料

1. 英文・年次報告書 (Annual Report) *英文・年次報告書がない場合は、他の資料が必要になりますので、ご相談ください。

受け入れ先の企業の会社資料

申請者の資料

【手続きの流れ】 

1. 書類作成 

必要書類をお送り頂いてから、2~3週間でドラフトを作成致します。 

2. 内容確認 

メールにて申請書類のドラフトをお送り致しますので、内容をご確認頂きます。

3. 署名、申請料小切手の発行 

内容確認が終わりましたら、最終版の書類をメールにてお送り致しますので、印刷をして頂き、ご署名頂きます。また、移民局宛の小切手をご用意頂きます。 

4. 署名済み書類の返送 

署名済みの書類と小切手を当事務所までご返送頂きます。

5. 提出 

当事務所で書類を受け取った後、内容を確認し、問題がなければ移民局に提出致します。

6. 受理書発行 

移民局が申請書類を受理した時点で、受理書 (Receipt Notice) を発行し、1~2週間で当事務所に送付されます。受理書には、受理日、受理番号、氏名などの情報が記載されています。受理番号入手後、移民局のウェブサイトにて申請状況の確認が可能になります。また、自分のメールアドレスを登録しておけば、進展があった際にメールにて通知が届きます。

7. 追加資料の請求 

移民局の審査が完了した時点で、問題がなければ許可書が発行されますが、追加で情報・証拠を請求される場合があります。その場合、移民局から書面にて通知があり、通常30日程度で返信をする必要があります。 

8. 結果

移民局の審査が完了しますと、結果の通知 が送付されます。