Eビザ資格の変更による移民局への通知

Eビザ企業のグループ内の合併などで、複数の駐在員が別会社に同時に移動になる場合、個別の雇用主変更申請をせず、一つの申請に駐在員全員を含めて、移動の通知を行い、事前、または、事後の承認 (Advisory Opinion) をもらうことができます。この手続きによって承認がもらえると、ビザの書き換えなどの手続きが不要になります。

条件:

  1. 就労者の役職、業務、待遇などに変更はない。
  2. 新しい受け入れ先の会社の最終的な株主は、変更なく、日本の親会社である、または、株主構成に多少の変更があった場合でも、マイナーな変更である。
  3. 受け入れ先の会社は独自にEビザの条件を満たしている。

申請のタイミング:

通常、組織編制の事前に申請をして、編成前に承認を得るのが理想ですが、事後 (移動後) でも可能です。申請中に取得する場合は、日本でビザの書き換え手続きが必要になります。

企業組織編成のその他のオプション:

  1. 日本に一時帰国して、新しい受け入れ先で、新規Eビザを取得する (ただし、受け入れ先が、すでにEビザ企業として認められていない場合は、申請に時間がかかる)
  2. 個別に雇用主変更をする (上記の条件を満たさない場合)

【料金・必要書類】

弁護士料

急ぎでの申請をご希望の場合は追加弁護士料がかかりますので、事前にご相談下さい。

  • 1人目: 3,000ドル
  • 2人目以降1名につき: 750ドル

〔追加弁護士料について〕

申請書提出後、移民局から追加資料の請求 (RFE) が送られてくる場合があります。簡単なものであれば、無料で対応致しますが、場合によっては750~1,500ドルの追加弁護士料がかかります。当方ではなるべくRFEが送られてこないように対応をしておりますが、移民局の審査官の裁量によって全く同じケースでもRFEが送られてくる場合と送られてこない場合があり、RFEを完全に防ぐことは出来ませんのでご了承下さい。

申請料

  • 移民局への申請料: 460ドル
  • オプショナル移民局特急申請料: 1,440ドル

(10/2/2020以降の申請料)

  • 移民局への申請料: 695ドル
  • オプショナル移民局特急申請料: 1,440ドル

諸経費

  • FedEx、コピー代など: 実費
  • 翻訳代 (例: 戸籍謄本、企業関連の資料) :内容や量によって異なりますので、お問い合わせ下さい。

【必要書類】

* 資料は全てコピーでご用意ください。以前にご依頼を頂いた場合で、既にご提供頂いています書類につきましては、再度ご提供頂く必要はございません。

  • 組織編制に関する書類 (合併契約書、会社議事録など)

日本の親会社の資料

1. 英文・年次報告書 (Annual Report) *英文・年次報告書がない場合は、他の資料が必要になりますので、ご相談ください。

受け入れ先の企業の会社資料

  1. 子会社であることが記載されてる親会社の英文・年次報告書 (Annual Report)
  2. 年次報告書がない場合は、以下の資料が必要になります。
  • 会社登記 (Articles of Incorporation)
  • 会社定款 (By-Laws)
  • 会社議事録 (Minutes of the meeting)
  • 株券 (Share Certificate)
  • 株主リスト (Stock Ledger)
  • 監査済み決算報告書 (Audited Financial Statement) または納税申告書 (Tax Return)
  • 組織図 (Organizational Chart)
  • 会社案内 (Corporate Brochure)

申請者の資料

  • ビザ申請時に提出した、申請書類一式のコピー (サポートレター含む)
  • 履歴書 (職務経歴書)
  • パスポート、ビザ、I-94 (両面) 、ソーシャルセキュリティーカードのコピー
  • 現住所・日本の住所・電話番号・Eメールアドレス
  • 年収 (給与)
  • 現在の役職、職務内容、部下リスト (氏名、役職)

【手続きの流れ】

1. 書類作成

必要書類をお送り頂いてから、2~3週間でドラフトを作成致します。

2. 内容確認

メールにて申請書類のドラフトをお送り致しますので、内容をご確認頂きます。

3. 署名、申請料小切手の発行

内容確認が終わりましたら、最終版の書類をメールにてお送り致しますので、印刷をして頂き、ご署名頂きます。また、移民局宛の小切手をご用意頂きます。

4. 署名済み書類の返送

署名済みの書類と小切手を当事務所までご返送頂きます。

5. 提出

当事務所で書類を受け取った後、内容を確認し、問題がなければ移民局に提出致します。

6. 受理書発行

移民局が申請書類を受理した時点で、受理書 (Receipt Notice) を発行し、1~2週間で当事務所に送付されます。受理書には、受理日、受理番号、氏名などの情報が記載されています。受理番号入手後、移民局のウェブサイトにて申請状況の確認が可能になります。また、自分のメールアドレスを登録しておけば、進展があった際にメールにて通知が届きます。

7. 追加資料の請求

移民局の審査が完了した時点で、問題がなければ許可書が発行されますが、追加で情報・証拠を請求される場合があります。その場合、移民局から書面にて通知があり、通常30日程度で返信をする必要があります。

8. 結果

移民局の審査が完了しますと、結果の通知 (許可、または却下) が送付されます。

9. I-94発行

問題なく許可された場合、許可書と新しいI-94が発行され、当事務所宛てに送付されます。

【渡航に関する注意】 移民局発行の許可書 (I-797) だけでは、出入国することができません。米国に入国または再入国するためには、必ず有効なビザスタンプが必要です。ビザスタンプは、米国外にある米国大使館または領事館でしか取得することができませんので、入国前には大使館・領事館に出頭し、面接を受けてビザスタンプを取得する必要があります。面接を受ける為には、事前の予約が必要になり、オンラインにて予約することが可能です。面接の際は、ビザ申請書、申請料金振込み領収書などの書類が必要です。