スペシャリスト

あまり一般的でない特殊な技術や知識を要する役職。申請者はアメリカ人 (現地社員) にはない能力があることを証明しなければならない。例えば財務担当でも、J-SOXの内部統制を米国子会社に適用するのに必要となる人材として、社内J-SOXを推進した経験がある人などは該当する。この場合、内部統制のプラン・運営を日本の親会社で行っているため、日本からの経験者が必要になるからである。学歴、職歴、給与額なども重視される。一般的な財務担当の場合、スペシャリストにならない場合もあるが、その場合、H1B専門職ビザが該当する。H1B専門職の場合は、「会計」のような一般専門知識でも取得可能である。また、EビザとL1ビザのスペシャリストでは、多少条件が異なる。