Comprehensive Immigration Reform Act of 2010

Post date: Oct 8, 2010 5:47:19 PM

Obama政権が取り組んでいる米国の移民法改正案の骨子が発表されました。

国境警備や不法移民取締り、新しいビザカテゴリの創設や不法移民の合法化など気になる点が多く含まれていますが、そのうちいくつかをご紹介いたします。

  • 5年以内に全雇用主に対して雇用時の就労可能ステータス確認をオンラインで行えるようなシステムの整備

  • 既存のビザカテゴリーに当てはまらない就労者の為にH-2Cビザ枠を創設

  • 米国人の雇用保護の為のH,Lビザ枠の改正

  • 米国永住者の配偶者や子供の年間ビザ発給枠の廃止

  • 不法滞在による米国市民の配偶者、子供の入国禁止期間の改正

  • 09/30/2010から継続的に米国に滞在している不法滞在者で非犯罪者であるものに対するLawful Prospective Immigrant (LPI)ステータスの創設

  • 大学や米軍に入る不法就労の子供にたいする合法化(Dream Act)

法案が通った場合、Family Unityを重きにおくObama政権の方針により、家族に優しい移民法となる一方、米国市民や永住者の雇用を守るため非移民ビザに対しては制限がくわわるのではないかと予測されます。