以下の条件を満たした短期の業務および専門知識のある就労者について、就労ビザの代替として利用されるビザ。
日本で開発されたシステムを米国客先への導入するため、開発元企業のエンジニアが短期間のチームを組んで米国で作業を行ったり、米国での大型工場建設の為に納入元企業の技術者を短期間派遣し設計作業を行うなど、就労を伴う短期間の米国滞在が目的で、かつ米国内で報酬を受け取らない場合に該当する。基本的には米国で行う作業に関する特殊知識を持っていることが必要。単に一般のプログラム作成に長けているなどの知識ではなく、商品、手続きなどそのプロジェクトに関する特有の知識を持ち、米国での作業の必要性を証明できることが条件である。これらはH1Bビザの資格と同様だが、短期間かつ頻繁な渡米であればB1ビザにより就労ができる。このことからB1ビザでの短期就労はB1 in lieu of H1Bと呼ばれる。H1Bと異なり事前に移民局許可が不要で、年間枠の制限を受けないため、短期のサービスに最適である。B1 in lieu of H1Bにて就労を行う場合、報酬は日本側で発生する必要がある。
米国で報酬を受け取らないこと (経費の精算は可能) **米国外で報酬を受け取る場合でも、その元になるお金の出所 (プロジェクトの資金など) が米国からのものであれば、米国外からの報酬に該当しないので要注意。ただし、サービスを提供される米国の会社が、米国外に独立した会社をもっている場合、その米国外の会社で給与が出ていれば、「米国外」からの資金とみなされる。
短期間また一時的であること
外国の会社に継続的に雇用されており、給与は外国で受け取ること
大卒、または、大卒と同等の職歴
実際の業務が専門的で、短期間であること
米国外に主たる住所があり米国に移民する意思のないこと
短期間また一時的であること
具体的なプロジェクトあり、認められた目的の活動をすること
米国内でのスケジュールがある程度決まっていること
米国で報酬を受けずに生活ができる程度の十分な資力があること
米国で行う業務について専門知識があり、かつ汎用性のある知識のみでなく該当業務の性質に直結する特殊知識であること
ビザスタンプ自体は最長10年。滞在は基本的に6ヶ月未満の短期。
米国外の米国大使館・領事館にてにてビザスタンプ (査証) を申請します。
過去に米国で不法滞在等された方、国を問わず過去に犯罪歴・逮捕歴がある方は、まずこちらをご覧ください。
急ぎでの申請をご希望の場合は追加弁護士料がかかりますので、事前にご相談ください。
B1ビザ (B1 in lieu of H1B): 2,750ドル
*米国大使館・領事館より追加資料請求がありました場合、簡単なものであれば無料で対応いたしますが、場合によっては追加資料請求対応代として750~1,500ドルの弁護士料金がかかります。当方ではなるべく追加資料請求が送られてこないように対応をしておりますが、追加資料請求を完全に防ぐことは出来ませんのでご了承下さい。
*日本以外でビザ面接を受けられる場合、追加弁護士料が発生することがございます。
Bビザ申請料: 185ドル (1名につき) *国務省設定の申請料金。
在日本米国大使館への支払い(円建て)をドルに再換算した額を請求する場合がございます。
ビザ付きパスポート配送料: 30ドル (1名につき) >>詳細はこちら
FedEx、コピー代など: 実費
翻訳代: 内容や量によって異なりますので、お問い合わせください。
* 資料は全てコピーでご用意ください。以前にご依頼をいただいた場合で、既にご提供いただいています書類につきましては、再度ご提供いただく必要はございません。
弁護士料: 小切手、クレジットカード、電子送金にてお支払いいただけます。 >>お支払いの詳細はこちら
契約書: 契約書 (英文) は、コンサルティング後にメールにてお送りいたします。
ワークシート >>お客様専用ポータルにてご対応いただきます。(*専用ポータルはご依頼後にご案内いたします)
デジタル証明写真 >>詳細はこちら
レジュメ (職務経歴書、学歴) (特に詳しい職歴、業務内容) >>お客様専用ポータルにてご対応いただきます。ご用意がある場合は、そちらをご提供ください。
パスポートのコピー (写真ページ、最後のページ)*残存期間が短い場合、米国での滞在許可期間が通常より短く設定されるリスクがあるため、早めの更新をおすすめします。
ビザスタンプコピー (過去に取得された方)
最新の源泉徴収票
最新の給与明細過去3ヶ月分
前回の申請書類一式 (更新の場合のみ。当事務所で前回申請された場合は不要です。)
英文の会社案内 (パンフレット、カタログ、ウェブサイトのコピーなど)
組織図 (Organizational Chart) 及び申請者の役職
職務内容やスケジュールなど米国にて行われる業務の詳細、訪問場所のリスト・連絡先
日本の会社が交わした契約書 (アメリカのプロジェクト)
プロジェクトの詳細とスケジュール
以下の書類は当事務所にお送りいただく必要はありません。面接日までにご自身でご用意ください。
パスポート: 現在有効なパスポートおよび過去10年間に発行された古いパスポート
証明写真: 申請者一人につき1枚 >>詳細はこちら ※デジタル証明写真と同じ写真である必要はありません。
クリアファイル: 申請者一人につき、1部ご用意ください。
【ご注意】 以下は日本にある大使館・領事館で面接を受ける場合の流れです。日本以外の国にある大使館・領事館で面接を受ける場合は、国によって手続きや必要書類が異なります。
ワークシートをご記入頂きます。
必要書類をお送り頂いてから、1ヶ月~1ヶ月半でドラフトを作成致します。
メールにて申請書類のドラフトをお送り致しますので、内容をご確認頂きます。
面接予約をお取り致します。面接日が確定しましたら、日時をお知らせ致します。
申請書類をFedExにてお送り致します。お受け取りになりましたら、同封されていますビザチェックリストをご確認の上、面接当日の持参書類をご確認ください。
ATM領収書、証明写真、返信用封筒、クリアファイルなどご自身でご用意頂く書類を準備して頂きます。
弁護士より面接に関するアドバイスを致します。
在日米国大使館・領事館で面接をお受け頂きます。
面接で問題がなければ、ビザが発給されます。ビザは面接当日には発給されません。パスポートやその他の書類は後日指定の宛先に郵送されます。